催事情報

ハートの日 in GIFU が開催されました(2Fメインホール)

2018年8月11日

2018年8月11日(祝日)岐阜駅前、じゅうろくプラザに於きましてハートの日 in GIFU が開催されました。
午前10時から2Fメインホールと5Fサテライト会場でスタートいたしました。

2Fメインホールでは、

10:00〜10:30
「心臓ってなぁ~に?」
岐阜ハートセンター循環器内科 三宅 泰次医長

『心臓ってなぁ~に?』は、岐阜ハートセンター循環器内科の三宅泰次医長に、心臓の解剖と生理についてご講演を頂きました。

スライドを使ったプレゼンテーションが中心の内容ですが、対象は小学5~6年生のお子様ですので、より身近に理解を深めて頂くために、ご参加頂いたお子様と一緒に幾つかの体験型ワークショップを行いました。“心臓の動きを体感する”ことを目的に、会場の医療従事者を始めとするスタッフが手伝っての検脈をしたり、さらにその場で運動をすることにより脈が速くなることをじかに体験しました。

様子
「心臓ってなぁ~に?」
様子
岐阜ハートセンター 循環器内科 三宅 泰次医長

10:30〜11:00
「病院で働く人たち」
岐阜ハートセンター循環器内科 川村 一太部長

『病院ではたらく人たち』は、岐阜ハートセンター循環器内科の川村一太部長にお願いしました。

本年も岐阜ハートセンターを舞台に各セクションで活躍する医療従事者を中心とした“病院ではたらく人”について、ビデオと医療従事者へのインタビューを通じて学んで頂きました。

現在の医療環境は多様化しており“患者様の病気を治す”工程において、医師以外に沢山の“はたらく人たち”が関わります。それぞれの役割が重要であり“チームで病気に挑む”チーム医療を表現できたと思います。

ビデオ学習の他には、実際に医療現場で活躍する医療従事者の中から、『医師』『看護師』『薬剤師』にインタビューを行い『それぞれの職業に就いたきっかけ』『通常業務の内容』『チーム医療でのそれぞれの役割』などを参加者に向けて語って頂きました。

様子
「病院で働く人たち」
様子
岐阜ハートセンター循環器内科 川村 一太部長
様子
薬剤師
様子
看護師

11:15〜12:00
「心臓カテーテル手術ってなぁ~に?」

プレゼンター:岐阜ハートセンター循環器内科 平田 哲夫医長
オペレーター:岐阜ハートセンター循環器内科 大久保 宗則部長、谷垣 徹医師、診療放射線技師 中島 勇気技師

最後の『心臓カテーテル手術ってなぁ~に?』では、岐阜ハートセンター循環器内科の平田哲夫医長にご講演、岐阜ハートセンター循環器内科の大久保宗則部長、同 谷垣 徹医師と診療放射線技師の中島 元気技師に急性心筋梗塞に対するカテーテル手術の実演をしていただきました。

これは日本が世界に誇る医療機器メーカーのテルモ社が、若手医師のトレーニングを目的に開発したカテーテルミュレータを使って行いました。もちろん45分と言う限られた時間の中で、手術の全てを伝えられたわけではありませんが、平田 哲夫医長にわかりやすく手技を解説していただけたため手術の緊張感や術中に重症不整脈が出現した際にも冷静に対処しつつ、あっという間に閉塞した冠動脈をバルーンとステントを用いて治療する様を診ることが出来ました。

様子
「心臓カテーテル手術ってなぁ~に?」
様子
プレゼンする平田 哲夫 医師
様子
カテーテル実技をされる
様子
大久保 宗則 部長、谷垣 徹 医師、中島 勇気 放射線技師

12:00〜12:30
「なぐちゃんのクイズコーナー:色から学ぶ医学の話」
ナグモクリニック総院長 南雲吉則先生

子供たちから”なぐちゃーん”と呼ばれて出てきた南雲先生、クイズ形式で”色から学ぶ食べ物と命の話”をされました。セミが一週間で死んでしまう不思議を知りたくて医師になったそうです。

  • 信号機の色で一番見やすい色は赤、見にくい色は緑。何故でしょうか?
  • 野菜は動物から見にくいように緑色、果物は動物に見つけてもらい種子を遠くに運んでもらいたいから見やすい赤や黄色。
  • 魚の身が赤い魚は有酸素運動で動き回っている魚。カレイやタイは筋肉質の白身。
  • 遺伝子の中には”生きよ!”というものがあり、つらい時でも親に相談すれば親が命を掛けて守ってくれる。
様子
クイズコーナー
様子
講演される南雲先生

14:00〜14:30
「大切な人をまもるための運動」
米澤 卓郎先生、加藤 千恵子先生、倉橋 美香トレーナー

この”命の筋トレ”運動は南雲先生と米澤先生が考えられた酸素をしっかり取り入れる有酸素トレーニングです。歩くことが一番よく、脂肪燃焼にもっともよい。ウォーキングしながら隣の人と話ができる程度の負荷が良い。

様子
様子

第2の心臓といわれる足のふくらはぎを動かし背中にいるミトコンドリアを活性化するために背中を意識して運動するとよい。

座って行う命の筋トレの方法

  1. 深呼吸:すべて吐いて、大きく吸って これを3回
  2. 手を大きく前に上げみぞおち迄引く これを10回
  3. 座ったままで足踏みを30秒間実施する。手も大きく振るとよい。

①→②→③→30秒休憩 を3クール実施する。

様子
様子

立って行う命の筋トレの方法

  1. 深呼吸:すべて吐いて、大きく吸って これを3回
  2. 足のかかとを1cm位浮かて戻す。 10回
  3. 肩甲骨を意識し大きく手を振り大きく膝を上げ、足踏みをする。30秒

①→②→③→30秒休憩 を3クール実施する。

様子
様子

14:30〜15:40
「命の食事 ―心臓病もガンも認知症も予防できる食事―」
ナグモクリニック総院長 南雲 吉則先生

特別講演としましてナグモクリニック総院長 南雲 吉則先生に講演して頂きました。乳がん手術の専門医として非常に多忙の中、講演を快く引き受けていただきました。

ガンは早期発見、早期治療と言われています。原因がわかってきたガンは減少しています。ピロリ菌が原因の胃ガン、肝炎ウイルスが原因の肝臓ガン、ピロマウイルスが原因の子宮頸ガンがあります。のど、肺、食道のガンの原因はたばこです。

ガンにならないようにするには食生活をよくしてメタボにならないようにすることが大切です。

メタボリックシンドロームは次の4つが原因

  • ウエストが太い:カロリーの取り過ぎ
    タンパク質や脂肪では太らない。糖質が結果、脂肪となり太る。
  • 高血圧:塩の取り過ぎ
  • 高血糖:糖の取り過ぎ
    白米、パン、麺、砂糖と小麦粉で作った菓子、ポテトは白物5品目と言われ太る原因となり、好ましくない食べ物である。
  • 高脂血症:油の取り過ぎ
    • 飽和脂肪酸(脂)室温では固体
      牛、豚、鶏の脂
    • 不飽和脂肪酸(油)室温では液体
      オメガ9 オリーブオイル(冷蔵庫で固まる)、オメガ6 サラダオイル、オメガ3 エゴマオイル、青魚などの油
      エゴマオイルはいろんな面で有効なオイルである。

ガンにならないために好ましくない食事

  • 精製した糖質、悪い油(オメガ6=サラダオイル)、塩・化学調味料

ガンにならないために好ましい食事

  • 完全栄養(ポリフェノール)、オメガ3、甘酒発酵水
様子
ナグモクリニック総院長 南雲 吉則先生
様子
「命の食事 ―心臓病もガンも認知症も予防できる食事―」
様子
講演される南雲先生
様子
講演される南雲先生

No6:
ハート座談会「大切な人をまもるための運動と食事」
司会:南雲 吉則先生、加藤 千恵子様
パネリスト:松尾 仁司院長、富田 伸二副院長、土屋 邦彦副院長

写真
ハート座談会「大切な人をまもるための運動と食事」

南雲先生より食事に関してお話がありました。

食事は白米より玄米、玄米より雑穀米。パンだと白パン、フランスパンよりも黒パンが良い。うどんよりも日本そば。色のあるものを食べたほうが良い。

ヨーグルト摂取は体に良いがヨーグルトは食物繊維がゼロであるので、豆乳1Lを買って乳酸菌3gを入れて1日から2日後にはヨーグルトになっている。豆乳の中にはオリゴ糖も入っている。食物繊維もふんだんに入っているので買ってきたヨーグルトより更に良い。または、ヨーグルトを食べるときに皮付きのフルーツをサイコロ型に切り、上からヨーグルトをかけその上からエゴマオイルをかける。こうするとスーパーフードになります。

ハートの日 in GIFU が開催されました(5Fサテライト会場)

2018年8月11日

10:00~
運動教室
演者:㈲サーティー・サーティー・フィットネス・システムズ代表取締役社長 米澤卓郎 先生

増え続けるガン、心筋梗塞、糖尿病は筋トレでも予防ができるのか?『酸素とミトコンドリア!免疫力を高める筋トレ』をテーマに運動が苦手な方でも毎日続けることができる筋トレを米澤卓郎先生がご紹介!まず初めに熱中症について注意する事を3つ、

  1. 睡眠をしっかりとること
  2. 朝食をしっかりと摂ること。特にパンよりもごはんがおすすめ!ごはんには多くの水分が含まれているからです。
  3. クエン酸を摂ること。熱中症予防には水分だけでなく、ナトリウムなどミネラルの摂取が大切です。クエン酸はミネラルの吸収をサポートします。

最後に常日頃から出来る運動として、咀嚼、呼吸(深呼吸)、歩くことの大切さを説明し、自宅でも簡単に行うことができる4つのトレーニング方法を実践してもらいました。

様子
様子

10:00~
栄養教室
演者:ナグモクリニック東京院 管理栄養士 長井 佳代先生

ガン、心筋梗塞、脳卒中、生活習慣病の予防に積極的に摂りたい食物繊維。『食べて健康に!食物繊維UP生活のススメ』をテーマに最も摂りにくい栄養素とも言える食物繊維について分かりやすく、効果的な摂り方を長井佳代先生がご紹介!

一日に必要な食物繊維は15.7gと言われております。一般的に食物繊維は、ごぼうやにんじん、じゃがいもなどといった根菜を思い浮かべますが、実は食物繊維はひじきやわかめなどの海藻、しいたけやえのきたけと言ったきのこ類にも多く含まれており、参加者から驚きの声があがりました。

果物や野菜は出来るだけ皮付きで摂ったり、白米を玄米に変えたりなど、ちょっとした工夫で摂れることわかり大変満足されておりました。

様子
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見て! 触れて! 学べる!

子供体験スタンプラリー

No1:検査体験

様子

実際の診察・検査を再現して『血圧測定』『SpO2測定』『ドプラー検査』『心電図検査』『尿糖測定』を行いました。

ドプラー検査は午前中の学習会に参加した子供たちにとっては繋がりがあり、数えた脈拍を音で感じることができ興味深そうな印象であった。

心電図検査では四肢誘導を装着してもらい波形をとり、筋電図を加えた状態や体動による基線の揺れを体験していただき、学校健診で心電図をとる際にどうしておとなしくしていなくてはいけないか?どうして力が入ってはいけないか?を知っていただくことができました。

糖尿測定ではマイクロピペットを使用していただき、糖の濃度や清涼飲料水を透明度の違う尿に見立て採取し量を計測していただいた。

検査後には、「検体番号」「尿の色」「尿の混濁度」「尿糖の評価」を報告書に記載し実際さながらの検査を体験していただき親子揃って理解に励んでみえた。子どもさんが白衣を着て真剣に検査を行っている姿を写真で撮っており、親子で楽しんでみえました。

No2:カテーテル手術体験

様子

今年は例年のゲーム感覚ではなく、より実際に近い体験内容として『影絵コーナー』『吸引コーナー』『バルーンコーナー』『着替えコーナー』を実施しました。

影絵コーナーは、模擬血管をライトに当てて影絵を作り、血管の短縮や病変の発見などを体験していただいた。

吸引コーナーは、チューブ内にあるビーズをカテーテルとシリンジを使って吸引していただき、バルーンコーナーでは実際の検査台を再現し、インデフを使ってバルーンの拡張を体験していただいた。ゲーム感覚ではなく、掲示物や口頭でしっかりと説明し実際にカテーテルを触って実践により近い体験をしていただきました。

着替えコーナーは例年人気があり、保護者も記念撮影をする姿などもみられました。また午前中の学習会を参加した子どもたちにとっては復習の機会となり非常に喜んでみえました。

No3:手術室体験

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『心臓模型パズル』『拡大鏡とセッシを用いての豆運び』『手術器械や人工弁、針付きの糸を展示』を実施しました。

現在医療系のドラマや映画を行っていることが重なり、手術衣を着て実際の器械に触れることで子どもたちの反応は非常に良かった。また保護者も興味を持って参加されていました。

No4:リハビリ介護体験

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『リハビリで実際使用している機器や評価の一部を実体験する事』をテーマに『筋力測定を体験してみよう』『車椅子の操作方法と介助方法を体験してみよう』『リハビリ機器を体験しよう』を実施しました。子どもたちは各ブースに分かれ、どれも興味深く体験している様子でした。

筋力測定体験では、子ども同士や親子で楽しみながら筋力を競い合っていました。実際に体験してもらうことで、自分達の筋力と高齢者の筋力の差を実感できた様子でした。

車椅子操作体験を行ったブースでは、初めて車椅子を使う子どもが多く、操作が思ったより難しく四苦八苦しながら操作していましたが終始笑顔が見られました。

リハビリ機器体験では、実際にInBodyで筋肉量を測定したり、NMESで座ったままで筋肉に刺激を感じる体験を行ってもらいました。

どれも初めての体験で皆興味深々な様子でした。特に保護者も子どもの体組成が気になるようで、スタッフに質問している姿も見受けられました。

No5:調剤体験

様子
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今年は業者さんの協力のもと分包機を3台貸出してもらい、ミルメーク(牛乳の味付け品)を薬品に見立て電子天秤にて量り、実際に分包機を自分で稼働させ調剤を体験してもらいました。

会場いっぱいに甘い香りが広がる中、参加された子どもたちは皆真剣にスタッフの説明を聞き、楽しそうに体験してもらい大盛況でありました。

No6:救急蘇生法講習会

様子

岐阜消防本部の協力のもと、子ども達を中心とした家族を対象に救急蘇生法講習会を実施致しました。

トレーニング人形を用いて、胸骨圧迫方法・AEDの使用方法を子ども目線に立ち救急蘇生法の流れをユーモア交えながら実施致しました。子ども達は興味深々に話を聞き、質問しやすい和やかな雰囲気のなか一生懸命実施していました。子どもの学ぶ姿を見て家族の微笑ましい笑顔が印象的でした。また、消防隊員、看護師と関わることが嬉しかったという声も聞かれ楽しんで救急蘇生講習会にご参加いただきました。

誰かを助けることに興味を持ち積極的に参加して下さった姿を見ると、とても子ども達が頼もしく、かっこよく見えました。このような講習会がいつかは役に立つ事が来るかもしれません。命の大切さを知っていただく良い機会になったのではないかと感じています。

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