栄養教室
「脂質異常症の食事療法」
2012年11月9日
会場の様子

気温が急に下がり、紅葉がきれいな季節となりました。秋真っただ中、いかがお過ごしですか?芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋・・・。柿、りんご、みかんなどの果物、さつま芋や里芋などの芋類。おいしいものがたくさんの秋ですが、食べすぎにはくれぐれもご注意を!

さて、今日は「脂質異常症の食事療法」というタイトルでお話をさせていただきました。血液検査をされたときに、HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪といった項目を確認してみてください。HDLコレステロール40mg/dl未満、LDLコレステロール140mg/dl以上、中性脂肪150mg/dl以上、どれかひとつでも当てはまっていると脂質異常症と診断されます。放っておきますと動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性が高くなります。自覚症状はありませんので、きちんと検査を行い、基準より少なかったり多かったりした場合は生活習慣を一度見直してみましょう。

HDLコレステロールが基準値よりも低い方は、禁煙と運動です。たばこを吸われている方はHDLが低くなる傾向があります。禁煙しましょう。

運動もHDLを上げるためにはとても有効と言われています。食後30分後に30分間程度、ウォーキングなどの有酸素運動を行いましょう。外を歩く場合は、防寒対策をしっかりと行い、準備運動も忘れずに行いましょう。大きなショッピングセンターを歩いたり、家の中で足踏みをするだけでも違います。日常生活の中で体を動かしましょう。

LDLコレステロールが高い方は、油の摂り方に注意しましょう。お肉よりもお魚を意識して食べるようにすると良いでしょう。植物の油はオレイン酸を多く含むオリーブオイルがお勧めです。それと、抗酸化作用のある緑黄色野菜も積極的に摂るようにしましょう。食物繊維も一緒に摂れるので良いですね。

中性脂肪が高い方は、甘いものや炭水化物を多く含むごはん、パン、麺類、芋類などを控えるようにしましょう。果物も中性脂肪が上がりやすいです。

夕食後に果物を食べる習慣のある方はなるべく、午前中に食べるようにすると良いです。夕食の時間が遅くなってしまったり、間食に甘いものを食べてしまったときは、ごはんの量を極力減らすなどすると良いと思います。おかずに野菜や大豆製品などはしっかりと摂るようにしましょう。

どんな病気にも言えることですが、やはり大切なことは、規則正しい生活、バランスの良い食事(腹8分目)、適度な運動、適度な飲酒、禁煙です。できることからで良いので、気をつけていきましょう。

試食

料理

さわらの酒粕漬け焼

料理

水菜とじゃこのサラダ

料理

豆乳味噌汁